定期的にクリーニングに通っているのに、ブラッシングすると出血するのはなぜ?Info
皆さんこんにちは。寒さがまた一つレベルを上げたように感じます。寒さが身に染みるこの頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今回は、皆さまのちょっとした疑問に前田院長にお答えいただきました。
最近は定期的に歯のクリーニングをする方が増えているのは嬉しいことです。でもブラッシングするとなぜか出血する方はいませんか?クリーニングの際に歯周ポケットの測定をしますが、4㎜以上のポケットがあると言われたことはないですか?4㎜以上のポケットがあることが歯周病の基準となっていますが、これはブラッシングしても毛先がポケットの底までとどかないからのです。そのような場所には普段から口の中にいて歯周病の原因菌のなかでも困りもののPG菌が繁殖しやすいのです。歯の表面には歯石やバイオフィルムが形成されます。身体は何度かしようと毛細血管を増やして対抗するのですが、これが炎症なのです。
ではどうすればいいのでしょうか。このような深いポケットがあれば、プロフェッショナルによる機械的な清掃によってPG菌を通常レベルまで減らすことができます。またそれを維持するには日ごろのブラッシング時にPG菌の増殖をおさえるクルミンを含んだクルクリン(サラヤ)を使用することをお薦めします。
腸内細菌の活動が必要であるように我々人類は多様な細菌と共存することで成り立っています。しかしPG菌の用ある特定の菌が増えてはいけないのです。
このことを理解していただき、定期的なクリーニングをより効果的なものとしてください。
皆様のご来院をスタッフ一同、
心よりお待ちしております。
~おいしい食事をいつまでも食べられるように~
医療法人サラヤ健育会
オーラルケアステーション本町歯科
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