オーラルフレイルを知っていますか?2月 Part2

オーラルフレイルを知っていますか?2月 Part2Info

 

こんにちは。立春…暦の上では春となりました。しかし、まだまだ寒い日が続きますね…。皆さんいかがお過ごしでしょうか?

HAPPY Valentine’s Day

今回は「オーラルフレイル」について前田院長にお話をお伺いしました。

オーラルフレイルのお話しの前に 全身が虚弱な状態になっている、いわゆる「フレイル」について再確認したいと思います。

「フレイル」とは加齢にともない全身のいろいろな機能が低下してくることですが 簡単な指標としては図にあるように

「体重減少」「疲労感」「歩行スピードの低下」「筋力の低下」「身体活動量の低下」のうち3つ以上あることになります。

アクティブシニア「食と栄養」研究会から引用

口も身体の一部なのでフレイルの状態が生じることになりこれが「オーラルフレイル」です。口の周りのいろいろな筋肉の活動や調節が低下することで「食べる」「飲み込む」「しゃべることに支障がでる」「歯が少なくなって、柔らかな食品ばかりたべる」「唾液が少なくなって、口臭が気なる」などの問題が出てきます。

参考:「オーラルフレイルQ&A」著者 平野浩彦 飯島勝矢 渡邉裕

公益社団法人 日本歯科医師会から引用

oral flail leaflet_web (jda.or.jp)

オーラルフレイルの状態にならないようにするためには、若い時から定期的に歯科医院でのプロフェッショナルケアを受けて、歯周病や虫歯で歯を失わないようにすることが最も大切です。またすでに歯を失ってしまった方は、適切な治療方法を選択して早期に機能を回復するとともに、それ以上歯を失うことが無いようにする必要があります。

オーラルフレイルは 決して お年寄りの問題ではないのです。

~おいしい食事をいつまでも食べられるように~

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