お口の健康と認知症との関係は？Info
皆さん、こんにちは！
サラヤ本町歯科クリニックです🦷
（名称が、オーラルケアステーション本町歯科からサラヤ本町歯科クリニックに変わりました！HP内のお知らせにあります。）
２０２４年もどうぞよろしくお願い致します😊
本年初めのお話は「お口の健康と認知症との関係は？」です。
前田理事長先生にお伺いしました🙌🏻✨😉
誰しも将来自分が認知症になることは避けたいと思いますね。ただ予想では今後認知症になる方が増えるとされています。ではそれを予防することはできないのでしょうか？
先日開かれた日本歯科医学会主催の「歯科医学を中心とした総合的な研究を推進する集い」で日本歯科大学新潟生命歯学部の道川 誠先生が以下のような研究結果を披露されました。
１）歯周病は脳内炎症を増悪させ、そのためアルツハイマー病の原因分子アミロイドベータ（Aβ）の脳内沈着を増悪させて発症を早めた
２）抜歯や咀嚼機能低下でも認知機能の低下を招いたが、アルツハイマー病分子病態には影響しなかったが、海馬＊の神経細胞脱落を誘導した（＊海馬は記憶を作り出すところであり、記憶の司令塔とよばれるところです）
これらはモデルマウスでの研究結果で今後は臨床的なデータからの確認をされるとのことですが、アルツハイマー病や認知機能の低下を防ぐためには、
- 日ごろから歯周病が進行しないようにホームケアとプロフェッショナルケアを続ける
- 奥歯でしっかり噛めるように必要に応じて早期に治療を受ける
ことが大切だということになりますね。
～おいしい食事をいつまでも食べられるように～
医療法人サラヤ健育会
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