オーラルケアについて

オーラルケアについてInfo

みなさん、こんにちは!

いかがお過ごしでしょう?

アフターコロナの光がさしてきたように思いきや、またもや緊急事態宣言になり、まだまだコロナとは付き合っていかないといけない様子です。もう少し、皆さん頑張りましょうね。

では今回は、「オーラルケアについてよくある質問」に対する回答を、歯科衛生士がQ&A方式でお伝えします。

 

Q1:簡単にできるセルフケアについて教えてください。

A:自分では磨いているつもりでも歯ブラシのみでは磨き残しがどうしてもできてしまいます。歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目、奥歯の噛み合う面にある溝の部分などには、歯ブラシの毛先が届きにくいからです。そこで、歯と歯の間の清掃におすすめしたいのが歯間清掃用具です。歯ブラシに加えて、デンタルフロスや歯間ブラシを使えば、お口の中に残ったままの歯ブラシでは取り切れなかった汚れを除去することが可能です。そして歯ブラシは、毛先が開いてしまうと汚れが落ちにくくなります。1か月に1回の交換をおすすめします。

 

 

 

 

 

歯ブラシのみだと磨き残しが4割もある

 

Q2:おすすめのオーラルケアはありますか?

A:歯磨きを毎日していても徐々に舌で舐めると歯面がザラザラしてきます。そんな時に私のお勧めは、サラヤのクルクリン(ジェルタイプ)の歯磨剤と音波ブラシのセットでの歯みがき(セルフケア)です。そうすると、歯がツルツルになりお口の中もすっきり。汚れが取れたのを実感できます。この音波歯ブラシは歯茎に優しい22,000ストロークに設定されています。ゴシゴシ磨きは知覚過敏を誘発させてしまうこともあります。優しい音波で歯と歯茎の境目に当てるように心がけましょう。

 

 

 

 

 

前田先生

(オーラルケアステーション本町歯科院長)

今回問題となっている新型コロナウイルスに限らず、糖尿病や心疾患、呼吸器疾患さらには認知症など 数多くの疾患と歯周病との関連が報告されています。病変によって形成された物質が、血管を通して身体の他の部位にまで運ばれること 歯がぐらついてしっかり噛めず食事内容に偏りが生じてしまうことなどが原因とされています。適度な運動に加えて、お口の健康は全身の健康に不可欠です。自身での手入れ(セルフケア)とプロによるケアを習慣化することで、健康で快適な毎日を過ごしましょう。

前田先生がおっしゃるように、毎日のセルフケアだけではなく、定期的なプロフェッショナルケアを行うことが大切です。プロフェッショナルケアとは、歯科医院での専門的機械的清掃をしてもらうことです。歯科医院での清掃でないと落とせない汚れがあるからです。オーラルケアには、セルフケア(丁寧な歯磨き)とプロフェッショナルケア両方が必要です。両方を組み合わせ、いつまでも健康な歯を維持していきましょう。