若年者の口腔機能の未発達は将来の認知症発症に繋がる⁉Info
皆様こんにちは🦷
サラヤ本町歯科クリニックです。
2月も中旬になり、少しずつ暖かい日が増えてきましたが皆様はいかがお過ごしでしょうか?🌞
梅の花🌼も咲き始め、春の足音も聴こえてきましたが、朝晩はまだまだ寒いので皆様ご自愛くださいませ。
さて今回のテーマは「若年者の口腔機能の未発達は将来の認知症発症に繋がる⁉」です。
前田理事長にお話しをお伺いしました。
東京で顎関節症を中心に臨床をされている嶋田先生は、高齢者の口腔機能の低下もさることながら、若年者の口腔機能の発達不全が大きな問題であると指摘しています。(日本歯科医学会主催の「歯科医学を中心とした総合的な研究を推進する集い」から)
若年者の口腔機能発達不全症とは、明らかな障害はないのに「食べる機能」「話す機能」「口周りのその他の機能」が充分に発達していない、あるいは正常に機能獲得ができていない状態の事です。つまり、具体的には
①上手に噛めない
②飲みこめていない(いつまでも噛んでいる)
③発音がおかしい
④口呼吸をしている(おくちぽかん)
⑤いびき
などの兆候がありますがこれを放置しておくと、さらに顎の成長不足やそれに伴い歯並びが悪くなるばかりではなく、大人になっても本来の機能の値に程遠い低いレベルのままになっている場合があるようです。
高齢者において口腔機能が低下すると認知機能も低下する可能性があることから、若くして口腔機能が低いことは将来の認知症予備軍となってしまうことも考えられます。年齢に関係なく、口腔清掃の前後にお口の周りの筋トレも行う習慣をつけた方が良いと考えます。
まずは、ご自分のお口の周りの筋力がどの程度あるのかを知ることが大切です。当クリニックでは「嚙む力」「舌の力」「嚙み砕く効率」などを測ることができます。
~おいしい食事をいつまでも食べられるように~
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